新春第一弾は、皆様を映画の世界にご招待!
私の好きな音楽レパートリーの中で映画音楽(サウンドトラック)の占める範囲はかなり大きい。以前にも音楽コーナーで映画音楽を特集し、サウンドオブミュージック、ウエストサイドストーリー、いそしぎ などの名曲を紹介したが、普通先ずは映画が有ってシーンにマッチしたサントラに感動するが、今回紹介するおもいでの夏は逆で最初素晴らしい曲に出逢い、その後映画音楽と知りDVDを探したが、かなり昔の映画で見付からなかった。それが年明けのTSUTAYAにリニューアル版として並んでいた。前から知っていた曲では有ったが、最近この曲に火がついたのは、私のリラックスナイトタイムのジェットストリームで流れた時。作曲は「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」などを手掛けたフランスの天才作曲家ミッシェル・ルグランで日本映画の「火の鳥」「ベルサイユのばら」なども彼の作曲による。彼については改めて記事にする予定なのでお楽しみに。この曲は透明感のもの悲しさの中に、叙情的な哀愁漂うお洒落な曲で、私の好きな音楽レパートリーの中でも断トツ トップの曲である。でも今回のように知ったのが音楽が先で、映画は後回しとなるとイメージが先歩きし曲が流れるシーンも勝手に空想し、私なりのイメージと曲が素晴らしく溶け合い逆に映画を観てイメージと違っている事に対する不安も有り、正直観るのが怖かった。この映画の紹介の前に私の曲に対するイメージを話すとこうだ。あんなに賑わっていた海岸、今はひとっこ一人居ない。でもまだ夏の名残をのこした澄み切った太陽の光 PLフィルターを通したような青い空と白い砂 髪の長い小麦色の引き締ったボディーのお姉さんに、もの悲しい秋を告げるひんやりした風が肌をかすめて行く…。 ってが!
おもいでの夏 Summer of '42
1971年 ロバート・マリガン監督によるアメリカ映画で、ストーリーの舞台は1942年のアメリカ東海岸ニューイングランドに浮かぶ小さな島の別荘地。ストーリーについては興味の有る方の為に、余り詳しくは触れないが分類は青春ラブストーリーで、まだ女を知らない15歳の少年と美人人妻との切ない出逢いと別れの内容。観る者の年齢や男女で受け止め方は色々だと思うが、我々の年代ではあの頃の異性に対しての幼く純粋な男心、年上の女の優しさや眩しさに対する憧が、ほろ苦く 想いだされこっぱずかしくなる。女性から観るとこの人妻の方に感情が移入される人が多い事だろう!金の掛けようも、今のド派手なハリウッド映画からは考えられないほど地味だが、昔ながらのフランス映画のように叙情的な人間味のある作品である。それで曲と映画のイメージについては、私は曲に軍配をあげる。むしろルグランは本当に映画を観て曲をつけたのかと言う疑問も感じる。しかし初々しい人妻役のデニファー・オニールの美しさは必見である!TSUTAYAの洋画青春コーナーに有るので是非ご覧頂き、少年の頃の女性に対する純粋な気持ちを思い出して周りの女性に優しく接して欲しいと願う作品である。
ちょっと待てよ、良く考えると15歳の少年と人妻の情事って犯罪じゃね~か?? この映画には続編があり1967年6月に続・おもいでの夏が発表されたが、監督も音楽も配役も全て別で、内容もまるで別物のようで、余り観たいと思わない。