世の中何だかんだ言っても12月も半ばになると、サラリーマンはボーナスが頂ける平和な日本。この時季団塊の世代を中心に金に幅を利かせて優雅に趣味を楽しむ写真愛好家からの相談が絶えない。どのメーカーのどんなカメラで撮影すると良い写真が撮れる…?やれどこのメーカーのフラッグシップ機だの、フルサイズだの、画素数がどうたら、と言った具合。確かにアマチュアが迷うようにどのメーカーの高級デジタル一眼レフカメラも価格も機能も天井知らず、機種が半年ごとに入れ替わり愛着持って使うなんてのんびりした時代では無い!そんな質問に私はすかさず、金が有り余って困っているなら、各メーカーの最上級でメイドインジャパンがいんじゃない…!メーカーも助かるし…!と答える。でも高価なカメラだから良い写真が撮れるとは限らないし、メーカーが高額化するのはより利益追求が目的で、余り必要としないゴテゴテした機能を、あの小さなボディーに押し込め如何にも高級で良い写真が撮れるように騒ぎ立てる。貴方の撮影シーンにどれだけ役立つだろう?以前のメーカーはもっと良心的だった。とは言え私も歳には勝てず目には自信なく、オートフォーカスだけは有り難く受け入れているが、その他は腕の悪い所のカバーにはなるが、写真はカメラに撮って貰うもんじゃ無いし、最小限自分の写真表現をフットワーク良くこなせる物で良い、.たとえ心が篭っていれば、携帯カメラでも良い写真は撮れる!又異常にプロを意識する人が居るが、勘違いして欲しくない。プロの世界はそう甘くない!あらゆる現場でそのカメラの持っている機能を最大限駆使してスピードかつ確実な撮影が出来なければ、仕事に成らない。その為カメラに頼る部分が大なのである!従ってアマチュアのカメラの取り回しとは根本的に違うのである。何でもプロと同じカメラを持てば良い写真が撮れると言うものでは無い。もう一つフイルムカメラとデジタルカメラの比較についてもよく質問されるが、絵作りの手段や経過はどちらでも構わないと力説する。フイルムの絵作りは粒子で構成されているし、昔からフイルムに慣れ親しんだ人は粒子のコク、奥行きとかグラデーションの繋がりが自然などと拘る。方やデジタルはドットで構成された絵作りで、フイルムでは表現出来ない美しさがある。だからそもそも別物で,同じ土俵で論じるものでない。それにデジタル写真を本当に使いこなすならパソコンとの連動が不可欠である。どちらにしろ最終的写真には違いはないのだから、拘るなら拘るほうで進めばいい。わたしはどちらも一長一短あるので、上手く使い分ければよいと思う。ただ理屈や聞きかじりだけで論じるのではなく、実際自分で両方を使ってみて、その違いを理解すべきで、そんなことよりまずは感性を磨いたほうが良い写真作りの近道だと思う!写真は究極の自己満足、いや 自己表現と言うことを意識して写心して欲しいものである。カメラ販売店さん御免なさい.!
今まで何組の友人がこの仙台を象徴するホテルで結婚式を挙げただろう。学生の頃2階のレストランで海老グラタンを注文するのがステータスだった!本格的なレストランの味で実に旨かった。私のブログ仲間のおかちゃんや、沢山の仙台人のHPで既に報じられているように、仙台ホテルが今月一杯で姿を消し、どのように生まれ変わるかは不明である。開業1896年(明治29年)東北初の洋式ホテルとして誕生し東北の玄関口仙台駅の真ん前で120年間仙台の歴史を見続けてきた老舗ホテルが、惜しまれながら沢山の思い出と共にその幕を下ろす。
http://www.sendai-hotel.com/history.html
パイレーツ・ロック (R-15指定)じゃなく(R-ロック嫌い指定)
パイレーツと言うと、あのジョニーデップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」のイメージが強過ぎて二番煎じの三流映画のように思われそうだが、跳んでも8分歩いて10分である。1966年のイギリスが舞台で、その頃のイギリス政府はロックは下品で低俗で諸悪の根源と位置づけ、ことごとく潰しに掛かっていた。私は個人的にはストーンズあたりの影響ではなかったかと思っている!その頃の日本でもロック(GS)、ロングヘアー、テケテケバンドは不良の象徴とされ、学校や家庭で煩く規制し目の敵にした事実がある。又イギリスでは音楽と言えばクラッシックかジャズで放送局も民放ラジオ局が認可されず、国営のBBCがロックやポップスを1日なんと45分だけ流していた。当時はローリングストーンズ、フー、キンクスなどがブリティッシュロックを旗揚げしていた。しかし若者を中心とする国民の半数以上は政府のロック否定論に不満を持つ者が多く隠れて小さくなりながらロックを聴いていた。そんなロックファンの為に立ち上がった8人の熱いロックDJ野郎達と、あらゆる法を駆使して潰しにかかるイギリス政府との壮絶なバトルがコミカルに描かれた映画で、彼らは法の規制が及ばない領海外の海上から海賊DJとして24時間ロックを流し続ける。All dey and All of the night をはじめLazy Sandy などの懐かしい曲50曲以上が次々と登場し映画を盛り上げ、実話に基いたリアルな展開は我々60年代にリアルタイムにロックした者のハートにグッと迫り、気が付けば全身でリズムをとっていた。当時を知らない若者達からも世代を超えて感動したとの声が聞かれた。
劇中の「良き音楽は世代、人種、国境、時をこえて聴き継がれる」と言う一節が凄い説得力で迫ってくる。映画のラスト近くにエンジントラブルで沈みゆく海賊船で最後に流すプロコル・ハルムの「青い影」には、おもわず涙がとまらなく音楽の人間に与える素晴らしい影響力を実感する。最後のどんでん返しも痛快で音楽を通してのほのぼのとした 人間愛が表現されたストーリーも素晴らしく、音楽ファンだけでなく誰にでも文句無く楽しめる映画である!今回あえてビートルズを登場させなかった監督の意図もこの映画の内容からうなずける。余り私の文章を真剣に読まず、とにかく映画館で楽しんで欲しい![]()